私がアシストに来始めたのは2浪目の夏でした。
それまで大手予備校に通っていたのですが理科の壊滅的な成績(全国模試偏差値40代)に焦りを感じ、最後の頼みの綱として訪れたのでした。
もともと1日中授業をぎっしり詰め込んだ大手予備校のシステムと合っていないと思っていた私は、アシストの自律的な学習環境(例えば自習室、無料配布プリントなど)を見て、自分に一番必要なシステム・環境だと思い、予備校を辞めて通うことにしました。初めは、大手予備校を辞めることで不安もありましたが、今思えばあのとき辞めていなければ、今年、私は合格できていなかったと思います。というのも、予備校では授業の予復習に追われて苦手科目のカバーにまわす時間がほとんどなかったからです。
それがアシストに来て自分に必要な授業だけを受講することで無駄な時間はうんと減り、苦手科目にその時間を充てることができるようになりました。
予備校を辞めてからは毎日朝10時(直前期は9時)から夜11時まで授業時間以外の時間はずっと自習しました。ここで単調な毎日をだらだら過ごさないために、私は1日の勉強を始めるにあたってその日にする勉強をおおざっぱにでも決めました。例えば、『12:00~3:00』数学 青チャートIII P.xx~P.xx』みたいな感じ。できたら消して、できなかったら印をつける。これを毎日続けました。そうすると、1日終わったときに自分の頑張りや怠け具合が分かり、翌日の勉強につなげることができるのです。単調でしたが、効果はあったと思います。でも私はなまけ者なので、これでもだめで怠けてしまいそうな時は、先生や先生の奥さんのゆみさん、アシストにいる人たちと話をしたりしてリフレッシュしました。また、アシストの仲間が一生懸命勉強する姿を見て、自分も頑張ろう!!と気持ちを奮い立たせました。特に、センター試験、2次試験前は皆が13,4時間机にびったり向かい、ガリガリ勉強しているのを見ると、自ずと勉強する気がわき、しんどくても頑張れました。
また、私の合格に大きく影響したのがセンター試験でした。
私は本番1ヶ月前のプレテストで合計70%で、これにはかなり焦りました。というのも国公立医学部では、一般に90%は必要とされるからです。かなり焦り、もうだめか、と思うこともありました。でもアシストには、そんな私をも助けてくれるセンター対策の準備が抜かりなく行われていました。センター試験の過去問や予想問題テストなどが準備されてあり、やれば必ず伸びる学習環境が提供されていたのでした。私は12月1日から本格的にセンター対策に切り替え勉強しましたが、これらのテストを自分の弱点を見つけるために片っ端から利用しました。
「テストの点数悪かったら嫌やし受けへん」
なんて言ってられる状況じゃありません。というか、そんなことしてては絶対伸びません。・・・と思います(笑)。こう思って毎日テストを何本も何本もしては直して、しては直して、を繰り返しました。また、今年から復活したセンター強化合宿にも参加し、センター試験の問題の癖や特徴をつかんでいきました。その結果・・・900点中817点!! 190点くらい上がりました。信じられないでしょうが、本当です(笑)。これでボーダーをなんとか越え、私にもチャンスがめぐってきました。これで2次試験に向けて勉強でも勢いがついたと思います。
文章にすると簡単ですが、これをやりきるにも、精神的にすごく辛い時がたくさんありました。友達としゃべったら、「しゃべった時間勉強できたのに…あの人としゃべってなかったら…」と思ってしまう自分が嫌で極力人と話さなくなったり…(笑)。こういう状況は私に限らずアシストの皆にあっただろうと思います。そんな状況でも何とか乗り越えられたのは、それこそ良き友人であるアシストの仲間や早川先生、宇多先生、ゆみさん、家族がいてくれたからだと思います。本当にありがとうございました。
…と長々と書きましたが…
結局やるのは自分です。勉強の成績はびっくりするくらい正直で、やったらその分必ず返ってきます。よくも悪くも。ただ、そのためには少し時間がかかります。1日、2日では返ってこない。だからじっくり腰を据えて頑張る。受験て孤独なようで実はそうじゃない。ふと視野を広げて見たら、自分の周りにはたくさんの人がいて支えてくれいる。中でもアシストの存在はすっごく大きかったです。私の場合。
辛いけど、頑張った先には必ず、本人にしか分からない最高の時間が待っています。これから頑張ろうという方々、アシストで頑張ってみてはどうですか?
私はアシストに出会えたことを本当に感謝しています。
早川先生、宇多先生、ゆみさん、本当にありがとうございました!!!
≪アシストシステムより≫
朴さんへ
合格おめでとう。いろいろな悩みを抱えていても、いつも元気で明るく振る舞っていた姿が印象に残っています。誤解を生みそうですが、今まででも一番強く、医者になってほしいと思う生徒でした。それだけに合格の一報を聞いた時は嬉しく思いました。アシストの目指すものは「自律型学習支援環境」です。抽象的で曖昧な目標を、朴さんは完璧に体現してくれたと思います。受験を通して得た経験は、朴さんにとってかけがえのない財産となることでしょう。また、それは私にとっても、かけがえのない財産となりました。アシストは理想に向けてこのまま進んでいきます。
おめでとうございます。そして、ありがとうございました(早川)
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